認知症 末期 食欲 7


認知症末期と聞くと壮絶なイメージをされる方もいるかもしれませんが、果たしてどうなのでしょう? 末期へたどりつくまでに介護をする家族の方は相当な苦労をされたはずです。 終わりの見えない介護生活のゴールを感じる方もいるかもしれません。 最後まで悲しみを伴う家族の方もいるかもしれません。 何より、本人はどう感じているのでしょうか?, 三大認知症と言われるアルツハイマー型、脳血管型。レビー小体型、それぞれの認知症も終末期になると、比較的介護は楽になると言われています。 認知症で家族や介助者がもっとも疲弊するのは初期から中期ではないでしょうか? 性格が変化すると言われるアルツハイマー型やレビー小体型を例に取っても、末期は徘徊や暴力などの問題行動も少なくなる方が多いです。 (身体的な衰えや気力がなくなっているので当然と言えば当然ですが), 認知症の末期と言っても大半の方は認知症が原因で無くなるというよりは、体調の変化や持病の悪化で亡くなる方が多いと思います。 その段階での治療は困難なものになるかもしれません。 なぜなら本人は治療と認識していないのですから、抵抗もあり、時には自ら点滴や尿道のカテーテルを抜いてしまうなんて事もあります。 黙って何も話さなくなり、目だけは開け表情の変化も見せずに、家族の面会にも無反応の状態で、ただただ衰弱していく方もいます。 食事も自力摂取が困難になる方も多いです。 日常生活においても異常行動で身体への負担もかかり衰弱していく方も多いです。 そのような状況を目の当たりにし、家族はようやく長い介護生活の終わりを感じ、末期を受け止める時期になるかもしれません。 本人も認知症とはいえ、自分の置かれた状況を感じ取っている方も多いと思います。, 認知症の方は食事や水分の摂取が困難になります。 食事へ対する意欲も無くなります。 特に水分摂取が上手くいかなくなります。 自発的に「喉が渇いたから水分を取ろう」と思ってもらう事は期待出来ません。 介助をするにしても、水分を飲むという事は大変な負担ですので避けられる事が多くなります。 また、食事への意欲がある方でも上手く咀嚼と嚥下が出来なくなる場合もあり、誤飲性肺炎などで体調を崩してしまう方もいます。 もちろん喉つまりの危険性も十分にあります。, 食事量が減り、体力が衰えると、皮膚トラブルが起こりやすくなります。 寝たきりを避ける為にも日中はなるべく椅子に座る時間を多くし、ベッド上でも座位を取ってもらうなど、工夫をしても認知の方は「お尻が痛いから向きを変えよう」と自分で動いてもらう事は期待出来ません。 体力の低下も伴い縟瘡のステージの進行も早く、座位を取るのも困難になってしまう方もいます。, 認知症の方は睡眠時間が多くなります。 ベッド上にいたとしても、予測不能の行動により知らない間に骨折や身体のどこかに怪我をしてしまう場合もあります。 自ら動いてベッドから転落するケースも考えなければなりません。 脳血管型認知症の場合は身体の硬直が進みますが、意識レベルは比較的保たれます。 しかし、末期はやはり座位を取るのも苦しく傾きが強くなり、ベッド上での生活時間が多くなります。 会話も少なくなり、問題行動も目立たなくなり安定期に入る方もいます。 この段階からターミナルケアを意識した介護が始まることが多いです。, 認知症の末期は生活の場を変える事も多いです。 家族がそのまま家庭で介護を継続するか、施設へ移るのか、又は認知症対応型共同生介護(グループホーム)などの施設から他の末期へ適した施設へ移るなど、本人と家族にとって最善の方法を考える時期になります。, 訪問介護、訪問看護サービスはもちろんですが、中でも近年は、緊急時訪問看護、特別訪問看護(医師の指示により月14日の訪問看護が受けられる。容態によっては最大月28日まで延長可) など、在宅でのターミナルケアへ制度も整ってきました。, 末期の認知症の方は 介護老人保健施設 介護老人福祉施設 介護療養型医療施設(2017年度で廃止) へ移動がメインになると思います。 いずれの施設も在宅生活復帰の場としての役割がありますが、所謂「終の棲家」と呼ばれるようにターミナルケアの場としての側面もあり 認知症のケア、軽減のための訓練というよりは、安息の場になります。, いずれにしても末期の認知症の方へ最善の方法を取れているケースを、私はほとんど見た事がありません。 家庭で過ごされる方にも介助者には仕事があり、施設で過ごされる方にも認知症の方専用に介助者がひとりいるわけでもありません。 現状では、家族にとって最善の方法を考えるのが精いっぱいの状態ではないのか?と私は感じています。, 排泄、入浴、食事、衣類着脱などの介助や医療的処置へ抵抗を示す事も多くなると思います。 そのような状況では、否定や叱咤激励はあまり効果がありません。 不安がっている方へ、安易に大丈夫と説明をしても逆に「子ども扱いされた」とプライドを傷つけてしまうかもしれません。 認知症の方への適切な距離と接し方が非常に重要になってきます。 それが上手くなされていなければ精神的ケアはおろか身体介助にも入れません。, 認知症の末期において、家族の精神状況への配慮は欠かせません。 徘徊や暴力などの問題行動の多かった方の場合は困難な時期を超えて、介助者にとっては安定期にあるかもしれませんが、遠方から駆け付けた疎遠だった家族の方には久しぶりにみる姿にショックを受けるかもしれません。 食事のシーンにしても、エプロンをして汚しながら食べている姿(もちろん自力摂取を尊重するためにやっているのですが)又は胃瘻へチューブから食事摂取している姿。 久しぶりに見る家族にとっては、やはりその変化へショックを受けると思います。 誰が来たのかもわからず会話も成り立たない状況へ困惑するかもしれません。 その過程の中で介助者は利用者へ尊厳をもって接し、家族へ状況の説明をしっかり行う必要があります。, アルツハイマー型認知症はだんだんと脳が萎縮していきます。 問題がなくアルツハイマー型認知症が末期まで進行すると、いわゆる「ぼけ」と言われる症状は落ち着き身体的な異常が顕著になってきます。 体が動かない、喋れない、認識できない、飲み込めないなどです。食欲の中枢も影響を受けて食欲がなくなるか、苦痛で食べたくなくなるか、いずれにしても食欲は落ちて口から栄養を取ることが難しくなります。, レビー小体型認知症はパーキンソン様症状と呼ばれるパーキンソン病に似た運動障害が起きます。 レビー招待型認知症末期の食欲の特徴としては運動機能障害のために飲み込めなくなるということがおきやすくなります。 アルツハイマー型との大きな違いとして、その症状が比較的早い段階から見られるようになってきます。飲み込むのが辛く苦しいとなれば自然と食事を嫌がるようになり、食欲は落ちていきます。, 脳血管性認知症は小さな脳梗塞を繰り返していった場合や大きな脳梗塞、脳出血を起こした場合に症状が進行することが多くなります。 この場合血液が行き届かなくなった場所の脳が壊死し、その部分の機能を失っていきます。 食欲に関する部分の機能を失えば食欲がなくなります。食べる機能に障害を受ければ食べることが難しくなり、苦痛を避けるために食べることを嫌がるようになります。, 認知症末期の方にも社交性はあります。 言葉にならない声で独り言を続けていたかと思えば、就寝介助を終えて電気を消すと不意に「はい。ありがとう。おやすみなさい。」と言ってくる方もいます。 また、体力が有った頃は気が強く問題行動ばかりで介助者泣かせだった認知症の方も、すっかり角が取れていつも笑顔で、昔を知らない新人の介護職員からは人気者になる様な方もいます。 しかし、その姿は久しぶりに見る家族の方にとっては信じられない悲しい光景になるかもしれません。 認知症とは、本人にとって、介護へ携わる家族にとって、介護へ全く携わっていない家族にとって、それぞれ感じる事が異なり、援助者はその事を理解し様々な配慮が必要になります。, 会社勤めの方が家族の介護を理由に辞めてしまう【介護離職】 そんな人の介護の相談に乗るだけで報酬がもらえちゃうサービスを紹介します!, 空いた時間でお小遣いが稼げ、スキルや資格を活かせるサービス【JOJOS】の登録はこちら!, 介護に困っている働いている人向けの介護相談、マッチングアプリ【JOJOS】 美保 受付日: 2017年9月7日 受理日:2017年11月3日 1 認知症患者が水を飲むようにすると・・・. 神経内科専門医・指導医、総合内科専門医・指導医、認知症サポート医。 アルツハイマーの寿命は、その患者の年齢や症状にもよるので、一概に、何年であるとは言えません。しかし、平均寿命は、発症してから15年くらいと言われています。平均寿命が延びたため、アルツハイマー型認知症の寿命も伸びています。 M.D., Ph.D. 新型コロナウィルス感染(COVID-19)流行による認知症者の認識、抑うつ率、身体活動の変化について, 人参養栄湯がアルツハイマー病患者の食欲不振・アパシー・認知機能障害に有効であった報告, 口腔衛生不良、視覚・運動機能・味覚の変化、食事時間の遅延、民族特有の嗜好・食習慣、治療食・ダイエット食品、薬剤の影響, 口腔衛生不良、視覚・運動機能・味覚の変化、食事時間の遅延、民族特有の嗜好・食習慣、治療食・ダイエット食品, 栄養障害治療目的の経管栄養には、栄養改善・誤嚥性肺炎減少・生存期間延長のエビデンスはない. h�bbd```b``.���`� このページでは、本人が「食べない」場合の原因や対処方法について考察していきます。, 高齢者が食べない原因は、認知症の症状のよるもの以外にも身体的要因など様々です。ここでは一般的に考えられる原因を解説します。, 「失認」により食べ物を認識できず、手でいじったりする場合があります。また、お箸などの使い方がわからなくなる「失行」のため、食べ物に口をつけられないこともよく見られる症状です。一緒に食事をして、声をかけながら食べ物であることを理解してもらったり、動作を真似てもらいましょう。, 認知症の心理・行動症状のひとつに、何事にも無気力・無関心で一日中ソファでじっと座っているような「アパシー」の状態があります。, このような状態になると、食べる意欲も失われ、食事にも興味を示さなくなります。また、認知症も末期になると寝たきりとなり、ますます食事を摂らなくなる傾向が見られます。気分が落ち込む「抑うつ状態」によっても、食欲が減退します。, その他、身体的には健康に見えても、認知症の影響で脳の視床下部の反応が鈍り、食欲を感じづらくなるというケースも見られます。, 認知症になると、言葉で意思をうまく伝えられないことも多くなります。体調が悪くて食欲がなかったり、口の中が痛くて食べられなかったりしても、それを訴えることができません。, 食事をする環境が毎食違ったり、テレビの音で気が散るなど、認知症の方はちょっとしたことでも落ち着かず、食事に集中できなくなることがあります。, また、テーブルの高さが合わなかったり、食器に手が伸ばしづらい、車椅子にもたれたままの姿勢であるなど、食べづらい環境も一因となります。, ADLとは自力で日常生活を送る能力のこと。高齢になると、身体機能・認知機能が徐々に衰えていき、ADLが低下します。, 筋力の衰えなどから椅子に座っていることも難しくなり、一人で食事がとれなくなるほか、消化器官も老化していきます。胃や小腸では吸収する機能が衰えたり、大腸の働きも悪くなり、便秘がちにもなります。, このようなことから、食事をする行為自体ができなくなったり、食欲がなくなったりします。, 高齢になると、嚥下障害と呼ばれる食べ物を飲み込みにくくなる状態が起こります。食べたり飲んだりしたものが、食道ではなく咽頭と気管に入ってしまうことを「誤嚥」と言い、病気の原因にもなるので注意が必要です。, 物理的に飲み込めないことが原因で食事に手をつけられない場合のほか、食べ物を口にするとむせたり咳き込んだりすることでマイナスイメージを抱き、食べなくなることもあります。, 加齢が進むと、口の中では唾液の分泌が減って物を噛むことが難しくなったり、噛む力が衰えたりします。また、義歯が合わなくなり、噛み合わせが悪くなったり、虫歯による痛みで食べられないこともあります。, 服薬している薬によって味覚が変わっていたり、食事の時間に眠くなってしまうなどが考えられます。薬の影響が見られる場合には、医師に相談しましょう。, 体調が悪かったり、口の中に問題があって食べられない場合もあるので、体調をチェックしましょう。

食欲の喪失は「食欲不振」と呼ばれます。高齢者では、空腹感が減り、満腹感が早くなることが多く、食欲の生理的調節に劇的な変化が起こることがあまり理解されていません。食欲調節(食事摂取)は、多くの社会的、文化的、心理的要因のほか、急性および慢性の病状、薬物、認知症、気分障害によっても影響を受けます。自己申告による食欲不振は、高齢者の約3分の1で報告されています。最近の有効な食欲測定法の開発は、この問題へのアプローチの助けとなっています。摂食障害の鑑別診断は、食欲不振の生理学的、社会的、心理学、および病態生理学的原因の理解に基づくものでなければなりません。炎症性サイトカインと食欲不振/悪液質との関連についての新たな理解は、このプロセスが急性および慢性疾患の高齢者における食欲不振の最も多い理由であることを示しています。高齢者の食欲調節の変化にもかかわらず、この年齢層における社会的および心理的刺激に対する反応は、若年成人のそれと類似しています。食欲の刺激剤は食欲不振に対する有望な介入であるように思われます。, 「空腹」という言葉が示すように、食物を見つけようとする欲求は、すべての種において不可欠なものです。空腹感は化学的メディエーターによって制御されており、食事を止めるタイミング(満腹感)と食べ物を探すのを再開するタイミング(満腹状態)が、食事と食事の間隔を決定します。「空腹感」は激烈な欲求で、十分な栄養素を摂取しなければ生存は不可能です。一方、「食欲」は、生理的な必要性ではなく、それ自体のために食べ物を楽しむことを意味します。多少の重複はありますが、一般的には食欲は空腹よりも強度の低い言葉です。, 食欲の喪失は「食欲不振」と呼ばれます(ギリシャ語の「an-without」「orexe-appetite」から)。「食欲」という用語と同様に、「食欲不振」という用語は、さまざまな異なる設定で使用されています。食欲調節(食物摂取)は、多くの社会的、文化的および心理的要因のほか、急性および慢性の病状、薬物、認知症または気分障害によっても影響を受けます。食欲の喪失は、高齢者の体重減少および栄養不良の一因であり、十分な食物供給があっても発生します。, 食欲は、末梢の充足系と中枢の摂食駆動系の組み合わせによって調節されます。これら2つのシステムの相互作用は、生物の栄養状態に関する情報を提供するホルモンフィードバックシステムによって調節されます。中枢摂食駆動は、ダイノルフィン、一酸化窒素、神経ペプチドY、コルチコトロピン放出因子などの因子によって調節されます。コレシストキニン、ガストリン放出ペプチド、アミリン、ソマトスタチン、ボンベシンなどの消化管ホルモンもまた、程度の差はあれ、ヒトの満腹感を調節しています。, 食欲の生理的調節は、若年者に比べて健康な高齢者では根本的に異なります。食欲の神経伝達物質調節因子は、加齢に伴う摂取量の減少に関与しています。食欲の低下は、高齢者に多く見られる栄養不足の一因となっています。さらに、高齢者が食物摂取量を減少させると、「食欲不振」がリセットされ、その後、食欲不振の期間に対応して食物摂取量を適切に増加させることが困難になります。これらの調節ホルモンの変化と栄養不良への影響は、十分に理解されていません。食欲の主要な調節因子は広範囲に検討されています。簡単に説明すると、視床下部は多くの末梢シグナルを受信しており、それらはいずれも強酸性または無食欲性です。視床下部では、主なメディエーターはニューロペプチドYであり、満腹感を媒介する異化ニューロン系とともに、メラノコルチンを主なメディエーターとする異化ニューロン経路が存在しています。, 高齢者は若年者に比べて食事の摂取量が少ないです。平均して70歳以上の人は若年者に比べて消費カロリーが3分の1少なく、高齢男性(40~74歳)のエネルギー摂取量は2100~2300kcal/日の範囲であるのに対し、若年男性(24~34歳)のエネルギー摂取量は2700kcal/日です。食事摂取量調査では、男性の10%、女性の20%がタンパク質の摂取量が推奨1日摂取量(RDA)を下回っており、3分の1がRDAを下回るカロリーを摂取しています。高齢者の50%はミネラルおよびビタミンの摂取量がRDA未満であり、10~30%はミネラルおよびビタミンの摂取量が正常値以下でした。地域在住高齢者の16~18%が1日1000kcal未満の消費でした。高齢者の食事摂取量が低いのは、食事の量が少なく、ゆっくりした速度で食べることに起因するようです。, このようにカロリーとタンパク質の摂取量が低下する正確な理由はよく定義されていないませんが、筋肉量の低下による生理的な栄養所要量の低下など、いくつかの仮説が提唱されています。また、食物摂取量の低下は、食物の快楽性の生理的変化に起因すると考えられています。これらの変化は、特に加齢とともに起こる嗅覚および味覚の低下によるものです。味覚と嗅覚の変化は、高齢者において非常に重要であり、その結果、年齢を重ねるにつれて食べ物が「美味しくない」ものになっていきます。食べ物の味を理解する能力の変化(そのほとんどは嗅覚の低下によるもの)は、食べ物の実際の味よりも、食べ物の視覚的刺激がより重要な役割を果たしている可能性があります。, 嗅覚はすべての人で低下しますが、味覚の変化はより多様です。喫煙経験のある人は味覚が低下する可能性が高いです。味覚の大きな変化は、味を認識できる閾値の上昇につながります。加齢による生理的変化にもかかわらず、高齢者の味覚の最も一般的な変化は、薬物や病気の影響によるものです。介護施設で一般的に処方される、味覚や食欲に影響を与える薬としては、アムロジピン(ノルバスク®)、シプロフロキサシン(シプロキサン®)、シサプリド(アセナリン®)、エストロゲン、ジゴキシン、エナラプリル(レニベース®)、ファモチジン(ガスター®)、経皮吸収型フェンタニル、フロセミド(ラシックス®)、レボチロキシンナトリウム(チラージン®)、オピオイド鎮痛剤、ニフェジピン(アダラート®)、ニザチジン(アシノン®)、オメプラゾール(オメプラール®)、パロキセチン(パキシル®)、フェニトイン(アレビアチン®)、カリウム補充剤、ラニチジン(ザンタック®)、リスペリドン(リスパダール®)、セルトラリン(ジェイゾロフト®)、ワルファリンなどがあります。, 過度な食事制限による味覚障害は、摂取量の減少を引き起こす可能性があります。食品の味の多くは、脂肪の存在によってもたらされます。塩分の制限もまた、食品を美味しくないものにする可能性があります。特別食または制限食(低コレステロール、低塩分、濃厚な菓子類を食べない)は、しばしば、個人の臨床状態を大幅に改善することなく食物摂取量を減少させます。例えば、糖尿病の介護施設入所者では、通常の食事は血糖コントロールに影響を与えません。, 高齢者に見られる食物摂取量の減少は、「加齢による食欲不振」と呼ばれています。食欲不振は、食物の快楽的な性質、胃腸、中枢性満腹感との間の複雑な関係が関与する加齢に対する生理的反応に起因していると考えられ、ホルモン関係が高齢者での差異を説明しているのかもしれません。, 摂食は、食欲と食物摂取量の間の定量的関係を混乱させる様々な文化的、心理社会的、および環境的要因の影響を受けます。 社会学的要因には、主に文化的状況によって決定される食物嗜好が含まれます。食事の嗜好性、食品の一貫性、食品の温度を考慮すると、摂取量が増加することがあります。高齢者は、時間帯、同席者の数、食前の胃内容物および主観的な空腹状態によって、若年者と同様の方法で食物摂取量を調節しています。女性は男性が同席しているときに多く(13%)、家族が同席しているときには男女ともに多く(23%)食べます。集団で食べる食事は、一人で食べる食事よりも最大で44%食事量が多い傾向があります。平日よりも週末の方が、食事量が多く(10%)、日中遅く食べる方が食事量も多いです。社会的な環境の中で、快適で明るく、ゆっくりとした食事時間を提供することで、摂取量が増加する可能性があります 。 配食サービスでは、高齢者が食事をしている間に配達者が留まることで、栄養リスクが軽減されています。これらのデータから、高齢者では社会的要因に注意を払うことで、摂取量が改善される可能性があることが示唆されています。, 心理的要因は食欲に強力な影響を与えます。うつ病は高齢者の体重減少の最も多い原因の1つであり、外来での栄養不良の最大30%を占めています。うつ病はまた、介護施設で体重減少のある入所者の最大36%で栄養不良の原因であることが示されています。 認知症、特にアルツハイマー型認知症は、食欲不振との関連が多く、食欲の低下とそれに続く体重減少につながります。, 急性疾患は、エネルギーおよび栄養素の必要性が増大しているにもかかわらず、食物摂取量が自発的に減少することによって特徴づけられます。病気の間の食物摂取量の自発的な抑制はほとんどの種に共通しています。この反応は治癒中の栄養素の増加の必要性に直面して逆説的であるように思われます。, 急性疾患に伴う食物摂取量の減少は、入院前と入院中の両方で起こります。高齢者のプロスペクティブ研究では、男性の65%、女性の69%が入院前の1ヵ月間にエネルギー摂取量が不足していました。急性疾患から始まるこのような栄養およびエネルギー摂取量の減少は、入院中に栄養不良を悪化させるリスクを引き起こしやすいです。, 急性および慢性疾患に伴う食欲不振は、しばしば悪液質に関連しています。悪液質は、基礎疾患に関連した複雑なメタボリックシンドロームであり、脂肪量の損失の有無にかかわらず筋肉の損失によって特徴づけられます。悪液質の顕著な臨床的特徴は、成人では体重減少(体液貯留を補正)、小児では成長不全(内分泌疾患を除く)です。食欲不振、炎症、インスリン抵抗性、および筋タンパク質分解の亢進は、消耗性疾患と密接に関連しています。衰弱性疾患は、飢餓、加齢に伴う筋肉量の減少、うつ病、吸収不良、甲状腺機能亢進症とは区別され、罹患率の増加と関連しています。, サルコペニアは、手術的には、四肢骨格筋量を身長(m)の2乗で割った値が正常平均値を2標準偏差以上下回るものと定義されています。Baumgartnerらはこの定義を用いて、70歳未満、70~74歳、75~80歳、80歳以上の男性の14%、20%、27%、53%がサルコペニアであることを明らかにしました。女性では、同年齢層で25%、33%、36%、43%がサルコペニアを有していました。筋肉量の減少はサルコペニアの特徴ですが、サルコペニアのすべての人が低体重であるわけではありません。体格指数のカットポイントが約27kg/m2の場合、70歳未満の男性では13.5%、80歳以上の男性では29%がサルコペニア・肥満であり、70歳未満の女性では5.3%、80歳以上の女性では8.4%がサルコペニア・肥満でした。筋肉量の減少は体重に反映されるべきですが、脂肪量の増加は体重減少を不明瞭にする可能性があります。そのため、サルコペニア患者の比較的多い割合は体重減少を示しません。 サルコペニアは悪液質、消耗性疾患、および他の病状とは区別されます。, サイトカインの影響は、摂食抑制と栄養摂取量の低下を直接的にもたらします。IL-1βおよび腫瘍壊死因子(TNF)は、内側視床下部核(満腹中枢)および外側視床下部(空腹中枢)のグルコース感受性ニューロンに作用します。骨格筋に対するサイトカインの作用に加えて、サイトカインは視床下部に作用して、食欲促進制御経路と食欲抑制制御経路の間の不均衡を引き起こします。食欲不振-悪液質症候群では、視床下部に到達したエネルギー欠損の末梢信号が反応を生じず、悪液質プロセスを伝播させます。, この同じ悪液質プロセスは、心臓および肺疾患、慢性感染症、炎症性ミオパチー、肝疾患、食欲不振症候群、そしておそらく正常な加齢においても起こると考えられています。他の慢性疾患は、末期腎疾患、慢性肺疾患、うっ血性心不全、関節リウマチおよびAIDSを含む悪液質を誘発します。疾患に対するこの反応は、急性期ケアで観察される食欲不振の最も一般的な原因です。, 拒食症の疫学は、使用される定義によって異なります。平均年齢81歳の急性期およびリハビリテーション対象者のサンプルにおいて、自己申告による拒食症は女性の33.3%、男性の26.7%に認められました。拒食症の対象者は高齢であり、買い物や料理の手伝いを必要とする頻度が高値でした。拒食症の患者は、便秘と胃下垂の疼痛を多く報告していました。栄養状態のパラメータ(Mini Nutritional Assessment [MNA]、体組成計、血液パラメータ)は拒食症の被験者で有意に悪く、血清C反応性蛋白質レベルが高値でした。咀嚼と嚥下の効率が有意に低下し、拒食症の被験者では、タンパク質を多く含む食品の有意な減少を含む摂食パターンが異なっていました。, 70歳以上の非入院患者236人を対象とした集団ベースの横断研究では、自己申告による拒食症の有病率が30.0%(女性37.1%、男性17.9%)であることが明らかになりました。 食欲の喪失は、栄養不良のリスクの増加(拒食症の41% vs 非拒食症の27%;p = 0.039)、筋力の低下、および機能的能力の低下と関連していました。, 拒食症の評価は、将来の体重減少を予測し、介入の対象とすることができます。理論的には、拒食症は体重減少に先行しており、介入しやすいはずです。著しい体重減少後の治療は、元に戻すことがより困難な場合があります。, 栄養リスクを評価するために、MNAツール、高齢者地域リスク評価(Seniors in the Community Risk Evaluation for Eating and Nutrition)ツールおよび拒食症/悪液質治療の機能評価(Functional Assessment of Anorexia/Cachexia Therapy:FAACT)質問票など、多数の有効な臨床ツールが利用可能です。これらのツールは全体的な栄養リスクを評価しますが、食欲はいくつかの領域の1つにすぎません。他の尺度には、症状としての食欲が含まれており、例えば、がん患者に使用されるMemorial Symptom Assessment Scale、緩和ケアの文脈で使用されるEdmonton Symptom Assessment Scale、およびFAACT質問票などがあります。Bristol-Myers Anorexia/Cachexia Recovery Instrument(ブリストル・マイヤーズ 食欲不振/悪液質回復尺度)は、9項目の視覚的アナログ尺度であり、単一の領域として食欲を扱います。しかし、この尺度の主な目的は、AIDSに関連した食欲不振および消耗性疾患の患者における介入後の有益性の知覚を定量化することです。, 高齢者の食欲を測定するために設計された2つのツールが最近開発されました。Appetite, Hunger and Sensory Perception(AHSP)質問票は、健康で自由に暮らすオランダの高齢者のMNAと相関があることが示されています。Simple Nutritional Appetite Questionnaire(SNAQ)は、高齢の施設入所者および地域居住者の食欲を測定するために特別に開発されました。SNAQは、食欲という単一の構成要素に焦点を当てた評価パラメータを備えた効率的で信頼性の高い有効なツールであることが実証されています。4つの質問による評価は、より長いAHSP質問票とよく相関し、その後の6ヵ月間の体重減少を予測します。SNAQは、その後の体重減少のリスクがある拒食症患者を特定することができるため、高齢者を含む様々な患者の栄養管理において貴重なツールとなります。効果的な栄養管理には、栄養障害の早期発見と早期介入が必要です。SNAQを日常的な老年医学的評価に組み込むことで、体重減少のリスクがある地域居住者や施設に入所している高齢者の特定が容易になります。また、SNAQは、体重減少に関連するさまざまな慢性疾患を持つ若年層の患者の評価にも有用です。, 食欲の変化が確認されたら、可逆的な原因の精査を開始すべきです。高齢者における不十分な食物摂取の一般的な原因は表の通りです。, この表にある鑑別診断の質問を使用することで、栄養不良のほとんどの原因の病因を決定できます。最近、栄養不良の原因を評価するのに役立つ構造化されたアルゴリズムが、長期ケアにおける栄養戦略に関する協議会によって発表されました。栄養不良を有する外来の患者では、高齢者の93%および若年者の90%で病理学的原因を同定できます。これらの患者のほとんど(89%)には、栄養不良の原因として治療可能な可能性があります。, 食欲障害に対する鑑別診断は、食欲不振の生理学的、社会的、心理学的、病態生理学的な原因を理解した上で行うべきです。生理的要因は、食物の口当たりや受容性を高めるために風味を増幅することで克服されることがあります。風味増強剤は、より多くの量の食物を摂取する傾向と食物の嗜好性の改善をもたらすことが示されています。咀嚼を阻害する機械的要因と口腔内の健康問題の修正は、栄養摂取を改善する可能性があります。拒食症の社会的理由は、会食、環境的気晴らし、および食事の社会的改善によって対処すべきです。, 拒食症の主な心理的原因であるうつ病の存在は、臨床面接またはYesavage Geriatric Depression Scaleなどの有効なうつ病尺度の使用によって評価すべきです。うつ病の治療は気分および食欲の改善と関連しています。三環系抗うつ薬およびモノアミン酸化酵素阻害薬は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬または新しい抗うつ薬よりも体重増加を引き起こしやすいです。ミルタザピン(リフレックス®)は食欲を刺激することに関して特に有用であるようですが、臨床試験では体重増加がこの薬物の最も一般的な副作用として報告されています。体重減少を伴う高齢者のうつ病治療のためにこの効果を長期ケアの場で活用できるかどうかは研究されていません。, 栄養摂取量の増加は、カロリーの高い食品の使用によって達成されます。運動は食事摂取量を増加させることがあります。栄養補給は食事摂取量を増加させ、体重増加をもたらすことがあります。しかしながら、栄養補給は、食事時のカロリー摂取量の代わりにならないように、食事と食事の間に行わなければなりません。, 9187人の高齢者参加者を対象とした55件のランダム化比較試験のメタアナリシスでは、さまざまな医療環境における栄養補助食品の効果が評価されました。栄養補助食品の投与は、入院患者では1.8%(95%CI 1.1、2.3)というわずかではありますが有意な体重増加率を示しました。長期療養環境にある対象者の体重増加率は2.5%(95%CI 1.7、3.2)、在宅で生活する高齢者の体重増加率は2.3%(95%CI 1.7、2.7)でした。補充群では死亡率が減少しましたが、その減少は統計的には境界線上の有意性のみでした(オッズ比0.9;95%CI 0.7-1.0)。, アルツハイマー型認知症患者を対象に経口栄養補給が評価されています。あるプロスペクティブな対照研究では、MNA測定で栄養不良のリスクがあり、体重が5%以上減少した65歳以上のアルツハイマー型認知症患者91人が、経口栄養補助薬を受けるか通常のケアを受けるかにランダムに割り付けられました。介入群では食事摂取量と体重が有意に改善したにもかかわらず、栄養、機能状態、認知機能の生物学的マーカーには有意な変化は認められませんでした。, 食欲を改善するための社会学的、心理学的および生理学的アプローチに加えて、標準的な環境的および栄養学的介入がすべて失敗した場合には、特に体重減少の問題において、薬物的食欲刺激剤を考慮すべきです。これらの薬剤は、合併症や経腸栄養の予防に役立つ可能性があります。老人性食欲不振に対する米国FDAの承認を受けた薬剤はありません。, さまざまな食欲刺激剤が研究されています。ランダム化プラセボ対照試験でのコルチコステロイドは食欲を改善しています。しかしながら、体重増加は示されてません。シプロヘプタジン(ペリアクチン®)もまた、体重増加なしでがん患者の食欲を増加させることが示されています。, メゲストロール(日本未発売)は悪液質に使用される最も広く研究されている薬物です。54%(13件中7件)の臨床試験で体重の増加が示されています。, カンナビノイド(ドロナビノール、マリノール、ナビロン)は、がん患者やAIDS悪液質患者の気分や食欲の改善に有望であることが示されていますが、やはり体重増加は認められませんでした。Jatoiらは、ドロナビノールを投与された進行がん患者の食欲が49%改善したことを発見しました。ドロナビノールは、食欲不振の治療だけでなく、アルツハイマー病患者の行動障害の改善にも有用である可能性がある有望な治療薬です。Volicerらの研究では、体重はプラセボ投与時よりもドロナビノール投与時の方が増加しました。さらに、動揺はやや少い結果でした。せん妄のリスクがあるため、ドロナビノールは1週間寝る前に2.5mgから開始し、その後夕食前にも同量を投与すべきです。反応が見られない場合は、2.5mgを食前に投与することもできます。ドロナビノールはまた、難治性の吐き気および嘔吐の治療にも使用されています。, サリドマイド(サレド®)は、HIV関連消耗性症候群患者の少数(n = 28)において体重増加を生じさせています。メドロキシプロゲステロンもまた、化学療法薬として使用した場合、腫瘍反応とは無関係に体重増加を生じることが観察されています。, サイトカイン産生を調節する薬物による拒食症の薬理学的治療は、悪液質状態で体重増加をもたらすことがあります。多くの薬物がサイトカインに影響を及ぼすことが知られています。, コルチコステロイドおよびメゲストロール(日本未発売)などのホルモン剤は、神経ペプチドYレベルを上昇させて食欲を増進させ、炎症性サイトカインをダウンレギュレーションするなど、複数の経路を介して作用すると推測されています。, 体重減少が5%を超える長期療養者を対象とした試験において、Yehらは、体重増加は可溶性IL(sIL)-2受容体レベルおよびTNF受容体-p75の減少と有意な相関があり、無脂肪体重の増加はsIL-2受容体レベルの減少と有意ではない相関があることを明らかにしました。慢性閉塞性肺疾患患者の小規模な研究では、すべての患者でベースライン時にIL-6、可溶性IL-2受容体、およびTNFαのレベルが上昇していました。オキサンドロロンによる治療後、IL-1、レプチン、IL-6、およびTNFαのレベルの低下が示されました。循環サイトカインのレベルは、これらの患者の体重増加と有意に相関していました。, サリドマイドの作用はTNFαの阻害および分解と関連しています。エイコサペンタエン酸(EPA)は、がん悪液質患者の体重減少を安定させ、高用量で除脂肪体重を増加させますが、これは炎症性サイトカインおよびタンパク質分解誘導因子をダウンレギュレートする能力に起因する効果であると推測されています。, これらのデータと薬理学的試験の結果から、薬剤で見られる食欲不振、食欲および体重の改善は、炎症性サイトカインに対する共通の効果に関連しているのではないかという興味深い仮説が提起されています。課題は多いですが、この仮説に基づいた試験は明らかに正当なものです。, 食欲を改善して体重増加をもたらすための薬剤の使用に影響を与える要因には、コストと副作用があります。コルチコステロイドは、胃炎、高血糖、免疫抑制、筋力低下などの副作用をもたらします。成長ホルモンは法外に高価であり、関節痛や筋痛、手根管症候群、および必要な高用量を反映した糖尿病コントロールの悪化を引き起こす可能性があります。死亡率の増加は、重篤な患者が関与する栄養学的研究において、成長ホルモンの高用量と関連しています。発熱、発疹、鎮静および感覚神経障害がサリドマイドの試験で認められています。オキシメトロンは血圧およびヘマトクリットを上昇させ、女性では男性化作用を、男性では前立腺作用をもたらすことがあります。, メゲストロールは、下垂体-副腎系の抑制、静脈血栓塞栓症/深部静脈血栓症、膣斑点、インポテンツ、浮腫と関連しています。メゲストロールは潜在的に有効な臨床薬であるように思われるため、虚弱高齢者集団に処方する際には、これらの副作用を考慮しなければなりません。静脈血栓塞栓症の背景にある発生を薬物の影響から切り離すことは困難です。静脈血栓症のリスクは年齢とともに増加し、50~59歳では10万人当たり48例でしたが、70~80歳では10万人当たり278例となります。また、メゲストロールによる静脈血栓症の発生率も不明であるが、予想以上に高いと認識されています。1971年以降、メゲストロールに曝露された肺塞栓または深部静脈血栓症の患者は合計90人でFDAに報告されています。静脈血栓症のリスクは、血栓塞栓症の危険因子として知られているがん患者がメゲストロールを投与されると高くなるようです。しかし、メゲストロールを服用している患者における静脈血栓塞栓症の絶対的な増加は、年齢および基礎となる病状を調整してもプラセボと変わりません。悪液質に関連する状態は、静脈血栓塞栓症のリスクを高める可能性があります。メゲストロール以外の性ステロイドもまた、静脈血栓塞栓症のリスクと様々な関連があります。, 高齢者における食欲不振の病因は多因子性です。高齢者では食欲と体重の相関が悪く、体重減少に応じて栄養素の摂取量を増やすことができません。空腹感が少なく、満腹感が早い高齢者では、食欲の生理学的調節に劇的な変化が起こることがよく理解されていません。高齢者の食欲調節の変化にもかかわらず、社会的および心理的刺激物に対する反応は若年成人に見られるものと類似しています。食欲刺激剤は食欲不振のための有望な介入の1つになるかもしれません。. Copyright(C) SMS Co.,LTD. 2.1 夏太りや熱中症対策に効果的な水飲み分け術; 3 認知症は記憶障害ではなく、認知障害である; 4 4つの基本要素と認知証との関係. 2009;26(7):557-70. doi: 10.2165/11316360-000000000-00000.

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